2020年9月25日

住宅ローンを選ぶ上で大事なポイントとは?理想のマイホームを手に入れよう!

「マイホームは人生最大の買い物」なんて言葉を、耳にした経験はありませんか?

現金一括で買う方にとっては、もしかしたらこれは、真実なのかもしれませんね。

一方で、住宅ローンを組んでマイホームを手に入れる場合、人生最大の買い物は「住宅ローン」です。

人生最大の買い物で失敗しないために、住宅ローンを選ぶ上で大切なポイントについて解説します。

 

借りられる金額と返済できる金額を確認しよう

 

住宅ローンを組んで家を建てる際には、「自分の場合はいったいいくらまで借りられるのだろう?」と気になる方も多いことでしょう。

限度を超えてローンを組むことはできませんから、確かにこれも重要なポイント。

しかし「借りられること」よりももっと大切なのは、「返せること」です。

借りられる金額が、返せる金額と同じとは限りません。

たとえ審査に通ってお金を借りられたとしても、返せなければ意味がなくなってしまうでしょう。

 

住宅ローンについて検討するときには、ぜひ「無理なく返済できる金額」から逆算して、「借りても大丈夫な金額」を導き出してみてください。

この金額は、年収だけでは決められません。

返済分以外の出費についても検討し、自分たち家族にとってのベストな借入金額を決定しましょう。

 

 

住宅ローンの基礎知識を知っておこう

 

住宅ローンで失敗しないためには、ある程度の基礎知識を、事前に身につけておくことも大切です。

3つのポイントを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

1、借入先について

 

住宅ローンといえば「銀行」というイメージも強いですが、借入先はそれだけではありません。

住宅ローンには大きく分けて、

  • 公的ローン
  • 民間ローン

の2つがあり、前者の代表は「財形住宅融資」です。

 

その他にも、自治体が行っている住宅融資も、こちらにあたります。

民間ローンは、銀行をはじめとする各種金融機関で取り扱っています。

銀行以外にも選択肢はあるので、ぜひチェックしてみてください。

民間ローンの場合、利用する金融機関によって各種条件が異なってきます。

より詳しくチェックし、自分に合ったところを選択しましょう。

 

フラット35も民間ローンの一つです。

民間金融機関が住宅金融支援機構と提携し、提供している住宅ローンで、こちらも金融機関によって各種条件が異なっていますから、ぜひ慎重に検討してみてください。

 

 

2、金利タイプについて

 

住宅ローンの金利タイプは、以下のように分類されます。

  • 変動型
  • 固定期間選択型
  • 全期間固定型

民間ローンを利用する際に、一般的なのが変動型です。

 

金利が固定されないことが特徴で、半年ごとに見直しが行われます。

返済額は5年に1度見直されるルールです。

借入当初の金利を安く設定する金融機関も多く、低金利時代には特に、返済金額を抑えやすい金利タイプと言えるでしょう。

とはいえ、これから先も低金利時代が続く保証はどこにもありません。

長期にわたって返済していく住宅ローンだからこそ、金利上昇リスクとどう向き合っていくのかが、重要なポイントとなるでしょう。

全期間固定型は、今後の動向に関わらず、金利が固定されます。

借入時に返済金額が決定するという安心感はありますが、変動型と比較すると金利は高めです。

低金利時代がずっと続けば、変動型を選んだ方が、返済総額は少なくなるでしょう。

固定期間選択型は、両者の間を取ったタイプです。

住宅ローンとの付き合い方や考え方も踏まえた上で、決定しましょう。

 

3、返済方法について

 

住宅ローンの返済方法には、

  • 元利均等返済
  • 元金均等返済

の2種類があります。

元利均等返済とは、元金返済額と利息額の合計が一定になる返済方法。

少しわかりにくいですが、毎月一定の返済金額の中で、元金と利息分の割合が変化します。

返済当初は、利息分を多く支払うことになります。

一方で元金均等返済は、全期間一定の元金に、利息分をプラスして支払う方法です。

つまり返済当初は利息分が多いので、毎月の返済金額も高くなります。

元金が減り、利息が減れば、その分だけ返済金額が減っていきます。

どちらにもメリット・デメリットがありますから、それぞれの特徴を知った上で検討してみてください。

 

 

諸費用の計算も忘れずに!

 

住宅ローンを選び際に、もう一つ忘れてはいけないのが、諸費用についてです。

諸費用には、

  • 保証料
  • 事務手数料
  • 繰り上げ返済手数料

などがあり、こちらも利用する金融機関や住宅ローンの種類によって違ってきます。

借りる金額が大きい住宅ローンにおいては、保証料や事務手数料だけでも馬鹿にできません。

数十万円の出費となるケースがほとんどですから、自分の条件にもっとも良い商品を選択しましょう。

繰り上げ返済手数料は、ローン返済がスタートしてからかかるコストです。

契約時には忘れがちなポイントですが、「積極的に繰り上げ返済して、少しでも早く元本を減らしたい」と思うのであれば、ぜひチェックしておきましょう。

繰り上げ返済手数料が無料であれば、こまめに無理なく返済可能です。

 

 

家を建てるときには、理想の家を夢見て胸を高鳴らせる方も多いことでしょう。

一方で、忘れてはいけないのがお金についてです。

理想のマイホームを無理なく手に入れるためにも、住宅ローンについて、勉強するのがおすすめです。

岐阜市でデザイン住宅・自然素材住宅を得意とする後藤建築でも、住宅ローンに関するご相談を承っております。

木の家や平屋に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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